信者ちゃんダイアリー 01

僕は砂糖菓子の弾丸を撃つ側の人間なんです、と彼は言った。

そうか、じゃあ私は、こいつの砂糖菓子の弾丸の中に実弾を混ぜてやろうと思った。

 

アイドルが、私の大好きな歌を歌っている。

それをみた人たちは彼女こそが歌そのものだと言った。

 

砂糖菓子の弾丸の彼は歌を出した。

それをみた人たちは絶賛し、そのアイドルに歌ってほしいと言った。

 

私は全身の力が抜けてヘナヘナになってしまった。

 

私はどうにかして、ロリポップの銃の中に実弾を込める事を必死に考えていた。

しかしそれが不可能だとわかると、私は私のロリポップの弾丸を、実弾と変わらない硬さで固め上げることにした。