僕は砂糖菓子の弾丸を撃つ側の人間なんです、と彼は言った。
そうか、じゃあ私は、こいつの砂糖菓子の弾丸の中に実弾を混ぜてやろうと思った。
アイドルが、私の大好きな歌を歌っている。
それをみた人たちは彼女こそが歌そのものだと言った。
砂糖菓子の弾丸の彼は歌を出した。
それをみた人たちは絶賛し、そのアイドルに歌ってほしいと言った。
私は全身の力が抜けてヘナヘナになってしまった。
私はどうにかして、ロリポップの銃の中に実弾を込める事を必死に考えていた。
しかしそれが不可能だとわかると、私は私のロリポップの弾丸を、実弾と変わらない硬さで固め上げることにした。