信者ちゃんダイアリー02

~~マラソン大会当日~~ 友ちゃん「一緒に走ろうね!!」 信者ちゃん「ウん!!」 信者ちゃん「……ハァハァハァ。まだ一周目か……。」 友ちゃん「一緒に走ろうね!!」 信者ちゃん「(なんかさっきも聞いたような)……ウん!」 信者ちゃん「ハァハァハァ……。…

同じアイドルとして活躍するBTSの活動休止に伴って

このたびニュースで報道された衝撃のニュース、「BTS」が活度休止。 信じられなかった・・・。 同じアイドルとして切磋琢磨して、お互いに良い影響を与えあっていた戦友だっただけに、あまりのショックに放心状態でした……。 同じ世界を代表するアイドルとし…

信者ちゃんダイアリー03

今日ね、電車でジャージ姿の女の子がいたんですよ。とても可愛くて、私は思い出しました。中学2年生の頃に、親の知り合いの理容室のサービスで爪を綺麗にしてもらって学校に行ったら「爪が綺麗すぎて気持ち悪い。」と言われて、私は学校が終わって帰ると、鉛…

アイドルvs

信者ちゃん「このままでは…このままでは…」 一体、この国はどうなってるんだ… 信者ちゃん王国の精神病院の待合室には、多くの患者で溢れていた。 58番の方、第二診察室にお越しください。 信者ちゃん「国民の、元気がないんです…どうしたらいいですか?」 精…

魔法少女

手品の正体は過程を見せないことだ 魔法とは日常そのもので、日常を崩すのが超能力だ 超能力は見える人にしか見えないのだが、それを見る人も使う人も世間からは怖がられてしまうだけで、なんのメリットもない しかしだ、その狂気=トラウマこそが、私達魔法…

信者ちゃんダイアリー 01

僕は砂糖菓子の弾丸を撃つ側の人間なんです、と彼は言った。 そうか、じゃあ私は、こいつの砂糖菓子の弾丸の中に実弾を混ぜてやろうと思った。 アイドルが、私の大好きな歌を歌っている。 それをみた人たちは彼女こそが歌そのものだと言った。 砂糖菓子の弾…

100m走

信者ちゃん「……というわけでね私は国王になったんだよ。」「うん。信者ちゃんは才能があるよ。 信者ちゃんは、"特別"だからね。高校の先生も言ってたよ。」じゃあ私は大学があるから。と言って彼女は帰っていった。私はやっぱり高校生の頃から特別な存在だっ…

信者ちゃんダイアリー 00

超絶美少女の絶対条件超絶美少女になって2日目。電車の中で寝過ごして終電まで行ってしまい、ホームに降りて逆周りの電車に乗ると、女の方からキスしまくってるカップルを見る。しかし狼狽える事はない。私は超絶美少女なのだから幸せの最中にいるカップルよ…

信者ちゃん王国

私は自販機に三ツ矢サイダーを深夜に買いにいく。引きこもりが唯一感じることのできる少しだけの夏だ。いつものように自販機に行くと先客がいた。お姉ちゃんだった。 「信者ちゃん。久しぶりだね。」 お姉ちゃんは酷く痩せていて真っ白なドレスを着ている。…